はじめてのクルーズ

ロイヤルカリビアンどこで予約する?Klook・ベストワンクルーズ・公式サイトを徹底比較

クルーズの予約。

それは、甘美なバカンスの幕開けであると同時に、運営会社と私の間で行われる、いわば情報の化かし合いのようでもあった。


旅行って、物価の安い国を狙えば安く行けるとか早めに動けば得するとか、そういう単純な話じゃなくて

予約タイミングをひとつ誤っただけで、昨日まで現実的だった航空券とかホテル代が、一夜にして高嶺の花どころか、なんかもう城か?別荘か?みたいな価格帯に進化してたりするじゃないですか。

前日まで「お。いけそうじゃん?」だった数字が、翌朝には「いや待って。私この金額払うなら冷蔵庫買い替えるわ」みたいになってたりする。


なんだろうね、あの現象。

寝てる間に誰か会議してる?

「昨日は優しかったので今日は上げときますか」みたいな。

株価なの?

クルーズなんてただでさえ未知の世界なのに、その入り口で料金体系まで変幻自在となると、もうこちらとしては普通に疑心案擬である。



ってことで。

私は始めた。

かつて取調室で供述の矛盾を突き合わせていた元警察官として、なんか本能的に、職業病みたいな裏取りを。

ブラウザのキャッシュを削除して、検索履歴という名の先入観を抹消したり。

VPNという、ほぼ偽造パスポートみたいな技を使って海外サーバー経由で各国価格を比較してみたりさ。

価格比較してはスクショ撮って、検証して、再検索。

もはや旅行っていうより捜査?

10円安い牛乳を求めて隣町まで自転車を走らせる主婦の執念を、私はキーボード1台で地球規模に展開した。


「そこまでやる?」って声も聞こえてきそうだけど、これはもう意地っていうかさ。

戦いっていうか。

いや、執念か。

そんなカッコイイものでもないような。

あ、あれだ。

執着だ。

たぶんわたし執着してる。

だって普通に知りたいんですよ、真実を。
結局どこで予約するのかが正解なのかを。


けどもうそろいい加減、誰か俺を止めてくれー。


…ってな感じで数日後。

タブを17枚開き、脳みそを完全に航海不能にしかけた私の前に、ロイヤルカリビアン予約界の三大勢力が浮かび上がってきた。

  1. Klook
  2. ベストワンクルーズ
  3. 公式サイト

結局どこが安いのか。
どこが安心なのか。
そして、子連れで予約するならどこが平和なのか。

今日はその捜査結果を、包み隠さず公開しようと思う。

【Klook】若さと勢いで殴ってくる「安さの爆弾」

最近、子連れトラベラー界隈で急速に勢力を伸ばしているのがKlook

もうね、とにかくすごい。

何がすごいって、とにかく勢いがすごい。


予約サイトって普通、ページ開いた瞬間から文字情報の厚で疲れるじゃないですか。

でもKlookって全然そんなんじゃなくて、全体的に

「難しいこと考えないで旅しようぜ!」」

みたいな陽キャな顔して近づいてくるんですよ。


なんかこう、旅慣れした人たちが、カフェラテ片手に、もう片方の手で予約完了してそうな。


スマホひとつで予約できる軽快さ。

アプリの動きも軽いし、UIがかなり今どきでサイト全体の空気が若い。


子ども寝かしつけたあと、薄暗い部屋で片目だけ開けながら予約しても、割と理解できちゃう感じ?

目悪くするから、スマホ見るときはちゃんと明るい部屋で見た方がいいかもしれないけど。

でもこの手軽さは、子育て世代の味方だと思う!



で、時々放ってくるわけ

「え?この割引、本当に使っちゃっていいやつ?」みたいなバグを疑う価格のクーポンがさぁ。

安い。
安すぎて逆に怖い。

この価格、完全に他サイトを泣かしてる。


なのに予約システムもかなりスムーズで、ロイヤルカリビアンの予約だって、コンビニでおにぎり買うテンションのまま数十万円の旅を予約できちゃう勢い。

や、待ってまって
コンビニ感覚でクルーズ旅行買わせないでwww

もうね、文明の進化が急すぎるんよ。


ちなみに私はしばらくKlookのこと普通に「ケールック」って読んでたんだけど、違った。

クルックだった。

おしゃれか。

読み方まで今どきとか。

負けた。



じゃあ逆に、デメリットは?ってところなんだけど、あえて言うなら日本語サポートが最低限ってところかな。

もちろん日本語対応はある。

あるんだけど

「ねぇ、この細かい条件どういう意味?」「この変更、実際どうなるの?」みたいなところまでの対応はやや弱め。

痒いところには手が届かなそうな雰囲気なので、そのうち絶対孫の手とか必要になると思うの。

返信スピードも、「今すぐ聞きたい!」ってときほど、こちらの情緒が先に沈没する可能性がありそう。



だからクルックは英語や海外サービスに抵抗が少なくて、とにかく安く予約したい人向けのサービスかなって。

初めてのクルーズ旅行を検討してる私には、ちょっとハードルが高かっただけ。

【ベストワンクルーズ】日本が誇る「安心の要塞」

日本国内のクルーズ予約界で、かなり存在感があるのがベストワンクルーズ

国内のクルーズ予約といえば、ここを外すわけにはいかないでしょう。


ここね、Klookみたいな「旅に出ようぜー!」って背中を押してくれる感じとは少し違ってて

もうちょっと静かで、もうちょっと地に足がついてて、例えるなら、駅前の商店街に昔からある老舗の不動産屋さんみたいな空気をまとってる。

ほらあの、サザエさんに出てくる花沢不動産?

そう。まさにあんな感じ。

別に映えとか気にしないんですよ。

インスタで突然おすすめに流れてくるかんじでもない。

でも、みんな知ってるし、信頼できる。

Klookが都会のスタートアップなら、ベストワンは駅前で40年やってる専門店みたいな。



でね?

ベストワンの武器は、やっぱり日本語が通じるってところ。

そう、ジャパニーズ。


いやいや、そんなの当たり前じゃんって思うかもしれないけど、子連れで海外旅行って、予約した瞬間がゴールじゃなくて、そのあとから第二章始まるじゃないですか。

パスポートやら、学校の予定やら、荷物の準備やら海外保険やら。

旅行のカウントダウンが始まると、子どもたちの体調管理だって気が気じゃないし。

親の情緒が大事な旅行準備段階で、その全部を抱えて

「お問い合わせは英語でお願いします」

って出てきた瞬間、人によっては普通にライフ削られるよね。


だから、何かあったら電話とかメールとか日本語で問い合わせて相談できるってところが絶対いいに決まってる。

これ、数字にならない安心だと思うけど、旅行の満足度って意外とこういうところに隠れたりするんじゃないかって思うんですよ。



…ちなみにちょっとここで、元職の職業病的な独り言を語ってもいい?


実は「交番(KOBAN)」って日本が誇る世界最強の輸出文化のひとつなわけ。

「KOBAN」は今や世界共通語になりつつある。

シンガポールとかブラジルでも街を守る究極のシステムとして導入されたりなんかしててね。

あの狭い空間に制服を着た人が常駐してるだけで犯罪を抑止して、東に迷った子あれば行ってその手を引き、西に酔っ払いあれば行って介抱する。

そんな、宮沢賢治もびっくりなホスピタリティを箱に詰め込んだものこそが、世界が認めた日本の防犯システム「KOBAN」ってわけ。すごいでしょ。


えーっと、だからつまりね?

ベストワンクルーズを選ぶってことは、あなたの旅行に「雨ニモマケズ、トラブルニモマケズ」な、お巡りさんを一人雇うようなもの。


小さい箱の中に「困ったら呼んでね」と「なんとかするから大丈夫」を詰め込んだ日本独自の交番システムと、ベストワンの頼りになる優しさってなんかすごく似てる気がする。

何かあったときに日本語で電話一本。

「何とかしてください!」って泣きつける窓口がある。

旅の途中じゃなくてもさ。

旅の前なのに、もう相談窓口がある。

これはね、想像してるよりだいぶ強いカードだと思うよ。



しかもベストワンってクルーズ専門会社ならではの知識量がすごくて。

クルーズ専門だけあって、情報量がかなり豊富なんですよ。

他のクルーズ旅行との比較もしやすいし、ロイヤル以外のクルーズ船も気になるって人にはかなり便利な選択なのかもしれない。



ただひとつだけ。

デメリットってほどでもないんだけど、なんか気になるのが「令和のスピード感」とのギャップ。

あれ、時空ゆがんでる?っていうか。


おっけー。ベストワン。
あんたちょっと令和の時代とは思えないほど、なんかこう…予約システムのインターフェイスがノスタルジックで、だいぶ平成の香り漂わせてないかい?

って感じのサイトで。

いやごめん。でも確実に“インターネット老人会”感はある。うん。あるよ。


もちろん使いにくいわけじゃない。全然そんなんじゃない。

ただ、Klookみたいな今どきっぽいサイトを期待しちゃうと、ちょっとだけびっくりしちゃうっていうかさ。


まぁ、でも、なんか私はそこが逆に安心するんだけどね。

全部ピカピカより、少し使い込まれた方が信用できるみたいな現象、あるじゃないですか。

あれ。

だから、

安さより安心。

誰かに聞きたい。

他社クルーズも比較したい。


そんな慎重派さんには、かなり相性いいと思う。

数千円の手数料を安心への保険料だと思えるなら、これほど頼りになるお巡りさんはいないはず。

【日本語公式サイト(ミキ・ツーリスト)】本家と日本の「いいとこ取り」

そしてここ。

私が散々、価格を比べたり、サポートを見たり、脳内で議事録作ったり、最終的に指紋少しすり減った?くらいにスマホを叩いた末に

「…お前にするわ」

って静かに予約ボタンを押したのは、ロイヤルカリビアンの日本語公式サイト(運営:ミキ・ツーリスト)



いや、結局本家かーーーーーーい!

とか言わないで。ちょっと落ち着いて聞いてくれる?


いやね、確かに名前だけ聞くと普通なんですよ。

公式です。
日本語です。

終わり。

ハイ、説明終了。

なんだけど、実際使ってみると、なんか妙に完成されてて。

っていうか、ずるい。


だって、見た目は本家公式。

でも中身は、日本の老舗代理店「ミキ・ツーリスト」とか。ずるい。



ミキは、本家のキャンペーンがそのまま使えるんですよ。

たとえば

「二人目半額」とか
「子ども無料」っていう

ちょっと待って経営陣どした?その利益率で海渡れる?って聞きたくなるような、公式サイトならではの太っ腹キャンペーンがそのまま普通に適用される。


なのに、困ったら日本語。

ここ。

ここなの。

結局ここに戻ってくる。


見た目は完全に国際派。

なのに中身はめちゃくちゃ日本だから、なんかもう異国の地にぽつんんと現れた日系ホテルかってくらい安心する。


たとえば英語版公式みたいに

「First name…?

え、ローマ字?

や、待って?順番逆?

間違えたら入船できない案件か?」

みたいな、小さくて地味だけど確実に心を削ってくる不安と戦わなくていい。



でもさ…

実は私に1円もメリットはない。


ここまできたらもう正直に言うんだけど、

私がいくら一生懸命、ミキ・ツーリストを推したところで、アフィリエイト報酬とか一切ない。

この記事が何万人に読まれようと、私の報酬はゼロ。

本当に何もない。

紹介したからって、私に船舶会社からシャンパンが届くわけでもないし、「はんな様ありがとうございます」ってスイートルームにアップグレードされるわけでも、船長からお礼の船帽がもらえるわけでもない。

記事公開したあと普通に洗濯物干して、夕飯何しようかなって考えて終わる。



じゃあなんでこんな推すのか。

それは単純に、「子連れで海外行くなら、この安心感かなり大きいよね」って本気で思ったから。

予約って、旅行の入り口じゃないですか。

この予約段階で疲れちゃうなんてもったいない。

「この英語合ってる?」とか「変更したいときどうする?」とか「や、そもそも問い合わせどこ!?」って脳内パトランプ回しつ続けるのって、地味にしんどくない?

子連れ旅行は、予約以外にもやることなんていくらでもあるわけだし。

パスポートだの、幼稚園や学校の調整だの、荷造りだの。

そのうえさらに“予約の不安”まで追加されると、親のHPは普通にゼロになる。



もうね、旅行行くって前から旅行なんですよ。

しかも親だけ修学旅行のしおり100ページ配られてる感じ。

だから私は、多少の価格差よりも余計な不安を買わない方を選んだ。

海外慣れしてない庶民中のド庶民の私だから、ただ普通に何かあったときに中の人(本家)に日本語で相談できるという安心を取りに行っただけ。



もちろん価値観は人それぞれ。

でもこのブログでは本当に自分が良かったものを、ちゃんと理由込みで紹介したい。

だってあとから

「結局紹介料目当てだったんかーーい!」

ってなるの、なんか悲しいじゃないですか。お互いに。

ってことで、ミキ・ツーリストについては完全に実体験ベースの推し。

利害関係ゼロの、ただの熱量でお伝えしています。

結局どこで予約すべき?

ここまで読んで

「で、結局どこで予約すれば?」ってなってる人。

わかる。

その正解は私も知りたい。←え。


でも、嫌なくらい答えはひとつじゃないって思うんですよ。

星の数だけ恋があるように。

世界にひとつだけの花があるように。

  • とにかく安さ重視で、スマホでサクっと予約したいならKlook。
  • 日本の旅行会社経由が安心できて、ロイヤルカリビアン以外のクルーズ船も比較したいならベストワン。
  • 私は本家のキャンペーンを享受しながら日本語対応という安心を取りたかったから公式(ミキ)。


たぶんみんな選ぶ理由ってこんな感じ。

ここにあげれてないだけで、他にもクルーズ予約会社は世界に溢れてるわけだし。



でも最後にひとつだけ言わせて。

いちばん高い旅行って、他サイトと比較して数万円高い予約じゃなくて、悩み続けて結局行かなかった旅のことかもしれないって思うんですよ。

そうやって悩んで船に乗る前から疲れるくらいないなら、多少の差額も納得できるところで決めて、その時間を家族と過ごした方がたぶんずっと楽しい。



もう予約した時点で旅は始まってるわけだし

「どの船?」
「どの部屋?」
「寄港地で何する?」

なんて家族で盛り上がってる時間も、あとからちゃんと思い出になったりすると思う。

そんな時間がプライスレスでしょ。



まあ私は比較しすぎて、最終的にブラウザのタブ17個開いて脳みそ沈没しかけましたけど。

タイタニックって、案外、情報過多で限界を迎えた親の比喩だったのかもしれない。

なーんてねwww


それではみなさん、よい航海を。

海辺のはんな元警察官×クルーズ調査員

二児の母。元職仕込みの徹底リサーと危機管理能力を、いまは家族旅行に全力投入中。
家族で乗ったクルーズ旅行で人生観がひっくり返り、すっかりクルーズの沼の人に。

子連れ海外でもラクに楽しむための準備術と、家族で笑える旅の作り方を発信しています。
失敗しないクルーズの教科書『クルーズチャンネル』を運営。

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-はじめてのクルーズ